no.6 きっつい不安を消すためのあれこれ

不安。

今までの人生の中でこれを感じない日々はなかったと思います。

女性は過去・現在・未来を明確にイメージできるから特に強く感じることがあります。

今までこうだったから、今はこうだから、そして未来はこうなるだろう。

占い師に女性が多いのもきっとそうなんだからと思います。

そしてそれは危険回避を可能とするかもしれませんが、それ以上に不安の渦へと私たちを引き込むのです。

不安は未来の産物

過去に不安を感じることはありません。

現在もそうです。

これから起こることを予想することで不安は産まれるのです。

 

義父の介護放棄を知って私は巨大な不安に襲われました。

  • 義祖母があの部屋で死んだら?知っていて見て見ぬふりしたのなら私も共犯だ。
  • 息子がいろいろわかるようになったら?私はどんな母親に映る?
  • 義父の刃が息子に向いたら?

全て未来に対する不安でした。それに捕らわれた私は四六時中その恐怖にイラ立ちを起こすようになったのです。

 

わたしはその不安と恐怖の中に生きてました。

 

しかしある日気づいたのです。

まだ何一つ起こってないということに。

 

未来を変えるには今を戦え

私の中にある未来は不安だらけでした。

でもこのままだとこの未来は現実となります

それが起こったらどうしようと対処法も考えました。

しかしどう転んでも地獄を見るのは間違いない。息子が部屋で死んでいる義祖母を見つけるかもしれない。義父が義祖母を勢いで殺すかもしれない。そんな未来、起きたって対処なんてできない!

これからもその未来に脅かされて生きていくなんて嫌だ!

私はそんな生活を主人と息子と送りたくないと強く思いました。

だったら………

「嫌ならでていくしかないんだよ?」

義祖母の介護放棄について話した時の義父の言葉が頭をよぎりました。

 

出ていけば未来が変わる…?違う。逃げればそれこそ一生憑りつかれる。

介護放棄を見て見ぬ振りしたことには変わりない。

 

「嫌なら…逃げるんじゃない。今に立ち向かうんだ。」

 

私は今と戦うことで未来を変える選択をしました。

 

そして私は主人と話し合い先日記述した叔母夫婦と連絡を取ることを決めたのです。

 

その結果私の未来は変わりました。

たとえ今日、祖父母がこの世を旅立っても私は息子に胸を張って自分のしたことを語れるでしょう。

もちろん、病院にも歯医者にも、デイサービスにも行けるようになった義祖母の未来からそもそも「今日死ぬかも」ということが消えました。

 

みんなが未来に不安を抱いている

みなさんも多くの不安を未来に抱いていると思います。 

彼との行く末、来月の生活費、わが子の成長、親の今後、自分の未来。

あなたの不安はごもっともで正しいと思います。

しかしそれはまだ起こってないことです。

この道をまっすぐ歩けば落とし穴が待っています。その未来は変わりません。見て見ぬふりしてもいつかたどり着いてしまいます。だから「今」右へ曲がってください。左でもいいです。

「今」立ち向かえば未来は変わります。私たちは不安な未来を変えられるのです。

 

 

 

 

 

 

no.00 義父の介護放棄のあれこれ

「お金盗んだでしょ!」

義祖母が主人を家中追いかけまわす事件がありました。

もちろん主人はお金なんて盗んでいません。

 

痴呆が始まった義祖母はお金が盗まれたという妄想に憑りつかれるようになりました。

痴呆の初期症状でよくある話です。

うまく対処すればすぐに落ち着きを取り戻すことができたのですが、

どうも義父が追い込んだようで、症状はひどくなり錯乱状態で暴れる結果になってしまいました。

 

 

義祖母の痴呆を受け入れない義父

「俺はボケたなんて思っていない。

 それに証拠がなければ息子が盗んでないってことも信じない。」

そして後日、義父は義祖母の部屋に怒鳴り込に行ったようです。 

「部屋に息子(義父)が来た…部屋中の物をひっくり返された。私は息子に殺される…こわい…こわい!」

義祖母に泣きつかれてもどうしようもできず…症状はひどくなる一方でした。

義祖母は私に主人に多額のお金を貸し、そしてさらに盗まれたと主張するようになりました。

「あなたの出産費用をね、私が貸したの。仕事で500万必要って言われたから貸したの。一緒に銀行に行ったのよ。バックの場所を知ってるのは孫(主人)だけ。だからあの子が盗んだの。」

延々と繰り返し話続ける義祖母。

もちろんそんな事実はありません。

 

そして毎晩ウィスキーをがぶ飲みする義父は、酔った勢いで階段から義祖母を突き飛ばしました。

その現場を見たわけではありませんが…家に響く大きな音と、次の日病院で見つかった大きなアザ。証拠なんてなくても何があったかくらい誰でもわかる状況でした。

 

主人が義父に何を言っても

「俺は何もしない!」の一点張り。

 

私と二人の時にも

「俺はあいつを家族とは思っていないから。何もしないから。」

そう言ってきました。

「私からお父様になにかお願いすることはございません。」

私は息子を抱きしめ、聞こえないよう耳をそっと塞ぎ。

震えながらそう言うしかありませんでした。

義父は満足したのか、黙ってなみなみと注がれたウィスキーを飲み続けました。

 

義父のイジメ

義父は気に入らないことがあると行動で相手を追いつめるタイプでした。

初夏にも関わらず義祖母の部屋のブレーカーを落とし電気を使えないようにし

義祖母が外部と連絡を取れないよう電話線を隠しました。

買い物に自分でいけないにもかかわらず食料をあたえず

庭先の水道以外使えないようしてしまったのです。

 

死んでしまうと思い、かばった私には息子と二人の時にエアコンを切られる、泣いている息子を平然とまたぐなど産後のメンタルには耐えがたい仕打ちでした。

 

ころころ変わる意見

義父も一度は介護を受け入れた時があります。

お酒も回っていない時にゆっくりと義父に尋ねたことがあります。

「おばあ様のことで困ってませんか?このような制度がありますよ?」

その時は私の話を聞いて一度だけ近所の介護施設に一緒に説明を聞きに行きました。

そして一度は前向きに考え出したのです。

「病院にも俺が連れていくよ」と。

 

しかしことが進めばうまくいかないことも増えだすと

「俺はやらない。」

と怒鳴り始めたのです。

そしてならばともう放っておいてこちらでどんどん事を進めようとすると

「俺はお前(ajisai)のお父様だろ?上司みたいなものなんだから俺が聞かなくても部下のお前が自ら報告すべきだろう?」

と言い出して私をかばう主人と口論していました。

そんなころころ変わる態度と意見に戸惑いました。

 

しかしそんな態度の奥に隠された秘密を私は最近、気づくことができたのです。

この人は「やらない」のではなく、「できない」のだということを。

 

義父のプライド

「俺は悪くない悪いのはあいつだ。俺が傷ついたのはあいつのせいだ。」

義父は常に物事をそう捉える人でした。

産後のストレスで体調が崩れて義父のご飯を作れなくなった私に。

「俺だけ仲間はずれでどんな思いかわかるか!」と怒鳴り、

「俺はあいつ(義祖母)にこうする理由がある。あいつが悪い!」と主張する。

気に入らないことは全て他人のせいでした。

 

しかしそのプライドは今にも崩れてしまいそうな非力な自分を必死で守るための物でした。

「できない」自分を隠すために「やらない」と言い

「わからない」自分を隠すために「やらない」と言う。

二度の離婚を経て、母親(義祖母)にも見限られ、息子と娘にも嫌われている義父。

頼りの嫁の心が離れていくのを感じてとった行動が「お前は俺の部下みたいなもんだ」という発言だったのです。

 

私はそんな義父を見て

この人は今まで愛されてこなかったんだと気づいたのです。

 

義父の過去

私は主人に義父はもしかして義祖母の愛に飢えてるのではないか?と尋ねました。

主人は知っている義父の過去について話出しました。

 

義祖母は大手会社に勤めバリバリに働いていたそうです。

義父のご飯は弁当が多く、寂しい思いをして育ったそうです。

父親は若くして他界し、妹とは不仲。

予想通り義父はこういった環境に立ち向かうことなく生きていき、自己肯定感が低い人間に育ったのです。

 

暴力や暴言で弱い自分を守っていたのです。

 

そんな義父との関係に

私は三つのことをするようにしました

  1. 挨拶をする
  2. 優しい声で話す
  3. 「ごめんなさい」「ありがとう」を徹底する

言い方をかえると

それ以外しないということにしました。

 

話すときは目を見ません。雑談はお天気の話程度。聞かれたことは返すけどこちらからは用事以外話しかけない。

まるで道端で偶然会った他人と接するように。

失礼のないように。

 

私はよく夫婦喧嘩をします。

怒りのほとんどが「なぜ愛するあなたは私の苦しみをわかってくれないの?」につきます。

それは相手に理解してほしいから、相手を理解したいからもつ感情なのです

 

義父に持つ感情にそれは消えました。

義父がどうこれからの人生生きようと関係ありません。不幸になってしまえとも思いません。幸せでもなんでも興味がないのです。

私は自分たちの生活を守るだけです。

 

それは結果、礼儀正しく義父の言う部下をこなしている私に

 寂しくても文句を言えない義父の本当の孤独になっていったのです。

 

no.5 夫に子供を預けて過ごすあれこれ

ajisaiです。こんにちは。

 

主人に妻と母のお暇を頂きました。

16時から22時まで私は子供を産んでから初めて一人になりました。

6時間だけのバカンス。

 

どうその時間を使ったかどう感じたか今日はお話しします。

 

 

きっかけは主人のすすめ

私は息子をおいて一人で出かけたいとは思いませんでした。

子育ては充実していたし、おんぶで昼寝させれば自分の時間はできました。たいへんだけど二人でお出かけはできたし、友人にも協力してもらって遊びに行きました。休みの日は主人と三人で過ごすことが楽しかったです。

しかし主人に「息子と二人で過ごすことは俺のためにもなるから」と言われ、家族ぐるみのお付き合いをしているマスターのいるBARにいくことにしました。(授乳はあるのでノンアルコールです。)

 

とりあえずオシャレをしました

授乳を気にしない服、引っ張られることを恐れないアクセサリー、オムツの入らない小さなバック、一つ結びにしてばかりの髪は降ろしてシャネルの香水をつけました。

足が痛くなるほどのヒールを履かなかったことがちょっとした後悔。

 

息子が一緒ならできない格好をしました。

 

ここまでオシャレしたんだから中身も飾ろう

べつに私はべっぴんさんではありません。

そして服やバックにお金を注ぎ込む金持ちでもありません。

ただ、全力で綺麗を作っています。

 

  • 装いを綺麗に魅せたいのであれば姿勢と歩き方を良くすること
  • 顔を綺麗に魅せたいなら目線と笑顔に気を配ること
  • 声を美しく響かせたいなら共感と尊敬の言葉をちりばめること

 

「素をだす。」これは究極のタブーです。たかだか30年ちょいしか生きてない私はまだまだ素敵な女性になる必要があります。理想の女性を描きそれを演じることによって私は成長するのです。

よく出世の話で、「部長にさせたきゃ部長になれるよう成長させるより部長にさせてしまったほうが自ずと部長の器になる。」とかいいますよね。

同じと思ってます。

 

もはや昼顔オーラばんばん

夫と息子を置いて自分がすべきことは「女性としての成長」だと思っています。魅力的な人間になるには「魅力的な女性」であり続けることは必須だと思います。

 

特に現代は、「素敵ママ」や「いつまでもきれいな妻」に需要があります。それは「家庭をもっている人にはまるで見えない」と言われるものです。

世の中がそれを望んで必要としているのです。

でも不倫はダメですよ。

不倫はダメだけど、まるで秘密があるような妖艶さは必要だと思います。 

 

そこから広がる勤勉な姿勢

そんな感じで人と触れていると無知だとすぐボロが出ます

子育てしているとニュースなんて見なくても生きていけます。しかし働くいい歳の男性は産経新聞が愛読書。そこまでとはいかなくても日々のニュースに目を通したり、流行のイベントに出向いていかなくては会話についていけません。若けりゃバカも可愛いですが30代でバカは引かれます

 

1人の時間の使い方

妻と母のお休みをいただいて私がこれからしていきたいことは自分磨きでした。

今は子育てが楽しくて一人の時間なんていらないと思っていましたが、子育てとはいつかは終わるもの。月に一回くらいはその未来のために一人の人間、一人の女性としての自分磨きをする必要があると感じたのです。

 

最後に

そして気づいたことがもう一つ。

家に帰ると主人と息子が待っているという幸せ。

20代半ばはBARの帰りは一人でした。20代後半は夫が家で待っていてくれました。

そして今は家族が待っている。

なんという幸せ。

夫もこんな気持ちなのでしょうか。

夫の仕事の帰り、家に私と息子が待っているという幸せを守り続けようと心に誓いました。

no.4 授乳中に飲酒できない理由のあれこれ

こんにちは。ajisaiです。

私、お酒大好きなんです。

妊娠前は毎晩晩酌。一人BAR通い。得意料理はおつまみ。

休刊日なんてとてもじゃないですができませんでした。

 

そんな私も妊娠マジックにかかり、つわりと共に飲めなくなりました。

気づいたら1年以上。お酒は一滴も飲んでいません。

 

しかしお酒が嫌いになったわけではなく、飲みたいと思わないわけではありません。

つわりが終わってからは少しづつ飲みたい心が強くなっていったのです。

ではなぜ飲まないか。

 

今日は授乳中に飲酒できない理由のあれこれです。

 

 

授乳中のアルコール摂取は乳幼児にとって危険

一番の理由はこれです。

さまざまな方々がその危険性について注意喚起をよびかけていると思います。

なので割愛します。

私が話したいのはもっと別の事。

 

授乳中アルコール摂取の対処方の問題点

「こうすれば飲んでも大丈夫!」的な方法がいろいろあってもそれをやるのがしんどい。

●アルコール摂取後、授乳を〇〇時間あければ大丈夫。

→そんなにあけたらおっぱいがパンパンに張って辛い。

●アルコール摂取後、搾乳する

→久々に酔った状態だとそんな作業めんどくさくて辛い。

●ミルクで代用する

→やっぱり久々に酔った状態でそんな作業めんどくさくて辛い。

 お酒が入るって人の行動力をグッと狭めます。普段簡単なことも容易ではなくなるのです。

 

深夜の育児の苦痛

2時4時6時頃にまだまだ起きます。

授乳中の多くの赤ちゃんは夜目覚めてしまうことがほとんどです。

多いと2~3回は起きますよね。

酔って普段以上に眠いのに、おっぱいという武器もない中のお世話は苦痛。

普段はおっぱいフル活用してるのにいきなりミルク対応になれば赤ちゃんも自分も落としどころがわからず混乱。

いつも以上にだるい体でいつも以上に時間がかかる…かなりの苦痛が予想されます。

 

おっぱいの出が悪くなる可能性

あれだけ地獄の頻回授乳で鍛えた我がおっぱいを失う恐怖。

いまこそ安定して出ているおっぱいですが、最初はスズメの涙ほども出ませんでした。

おっぱいを出すコツはとにかく赤ちゃんの要求通りに吸わせること。

昼夜問わず、痛みに耐え、時には30分や一時間おきに…そんな努力のたまもののおっぱいをたった一度の飲酒で萎えさせたくはありません。やってみないとわかりませんがやって萎えたら後悔しかないと思います。

 

おっぱいを欲しがっているのにあげられない罪悪感

「おっぱいがいいの。おっぱいが楽しみなの。おっぱいが安定剤なの。一年後は飲めないのに。今しか飲めないのに。なんでくれないの?どうしちゃったのお母さん??お酒って何?僕は理由がわからないよ。もしかして僕のこと嫌いになったの?」

………母親としてはかなりきついです。

 

自分の限界がわからない

「ついつい楽しくて帰宅が遅くに…」

「酒の席のことだから許して」

「気づいたら飲みすぎてた」

こんなののんべぇにとって日常茶飯事ですね。気にしたら友達なくします。

しかし子育て中にこれはできない。

久々に飲むのに自分の限界値なんてわかりません。

酔って気が大きくなる自分を律し、酔って無責任に酒を進めるまわりを振り切りながらの飲酒は絶対難しい。

 

「酔うほど飲まなきゃいいじゃん」と言われるかもしれませんが

酔うほどのまないならなぜ飲む??

お酒の味を堪能するのはもちろんですがやっぱりぽーーとなってちょっと気が大きくなって少し失敗して次の日後悔しつつも「楽しかった。」それがお酒の醍醐味ではないのでしょうか。

酔うほど飲まないのにわざわざ飲酒をし、子供を我慢させ、夫に負担を強い、周りに気を使わせて、自分のやることを増やす。

だったらオールフリーにしときたいajisaiです。

 

一度でも解禁した場合、今後の自分と周りの期待。

まわりとの人間関係も複雑になります。

「次はいつ飲めるか。」

「こないだ解禁だったのに今回はダメなの?」

「あの子とは解禁日作って飲んだのに私とはしてくれないの?」

酒飲むやつは酒飲むやつが好き。飲めるとわかればその期待は膨らみます。

お酒を飲むということの事前準備とその後の処理の手間を考えるとそうやすやすと飲めるわけではありません。いろいろな条件をそろえなければなりません。

さらに飲酒とはそもそも「誕生日だから」「夏だから」「暑いから」「涼しくなってきたら」「ご褒美だから」「台風だから」とあらゆる理由を創作し飲むものです。

「特別な日だけ」と決めたとしてものんべぇにとって酒を飲まない特別じゃない日なんてありません。結果、断りにくくなるのも目に見えてます。

 

最後に

そしてお酒の楽しさをよくわかってるからこそ…楽しくなるのが目に見えているのでそれが怖い。

久々の最高の刺激にテンションは上がります。

「次はいつ飲めるかな?」それに憑りつかれるのもわかってます。

「そこは我慢しようよ」と思われるかもしれません。でものんべぇは知ってます。

お酒は依存性があるということを。

今しかない幸せな子育てを守るために我慢します。

いつか飲めるようになった時は、子供が私から離れた寂しさを紛らわすために飲むのでしょう。

 

その時は思いっきり飲もう。

 

 

 

 

 

no.00 子育てしながらの介護の始まりのあれこれ

こんにちは。ajisaiです。

 

No.00シリーズ。私のあれこれを深く話す回です。

今回は子育てしながらの介護。私がダブルケアをすることになった話を少し。

 

 

きっかけは義父の介護放棄

夫の実家に住むようになって、義父が義祖母を介護放棄しているという事実が明るみにでました。そのことを指摘したら「嫌なら出ていけば?」とのこと。

それぞれの家にいろんな事情があるとは思うけどなかなかのデンジャラス。

 

子育てと介護なんてそんな無茶なと思ったけれど…

保育士さんに聞いたらこの世には「ダブルケア」という言葉があるそうです。

こんな状況は世の中にたくさんあるみたいですね。

こうなったらやるっきゃない。

そして私のダブルケアライフが始まったのです。

 

叔母夫婦と共に

義父が何もしてくれないので義父の妹さん夫婦(叔母にあたる人)に連絡を取ってみました。義父と叔母は仲が悪く「最低なやつら」と主人も聞かされていておそるおそるでした。

しかし「孫の嫁、しかも子育て中」の私にできることなんて限られていたので藁にも縋る思いでした。

 

驚くことに。叔父叔母はすぐに飛んできてくれました。

そしていろいろ話してくれました。

 

「わかってはいたけど家に協力してくれる人がいないから手が出せなかった。」

「食料や必要なものを定期的に送ってたまに顔を出すくらいが限界だった。」

「もうここで暮らさせるのは限界だと思っている。施設にいれるよう勧めていきたいから協力してくれませんか?ajisaiさんたちにこれ以上のことはお願いしませんので。」

 

主人は小さいころから父母から聞かされていた極悪人の叔父叔母をすぐには信用できませんでした。わたしも主人から聞かされていたので半信半疑だったのが正直なところです。

もしかしたら私たちはうまく利用されてしまう…??

そんな不安がよぎりました。

 

しかし叔父叔母に協力する以外、方法がない。

やるっきゃありませんでした。

「自分の目でこの人がたちがどんな人なのか確認しよう」

その思いで私も覚悟を決めたのです。

 

不思議なものですが、私はあんなにひどい義父の言葉を心の奥で信じていたのです。

すでに義父の毒牙に凌駕されていたのかもしれません。

今思えば産後の弱った心身に隙があったのでしょう。

 

なによりも自分を信じることでその呪縛から逃れることができました。

 

叔父叔母は…それはそれは常識の塊の人たちでした。

「あなたがやることじゃない。申し訳なく思っている。でも今は協力してほしい。」

と本当に私たちの生活を守りつつ義祖母の介護を進めていったのです。

 

見えてきた真実

そして後日、どうして義父が叔父叔母を嫌っているかわかりました。

「自分のメンツを潰された。」

叔父の権力を利用した無理なお願いをし叶えてくれなかったのが気に入らなかったそうです。そんなお願いをした自分を悪いと思わず、メンツを潰された…と。

 

それに巻き込まれていた若いころの主人。

主人は心の中でおかしいことに気づいていました。しかし自分の父母の言葉を信じ、彼は自分の思いに蓋をしていたのです。

 

どんどん明るみに出てきた真実。

主人の表情をみて、それ以上私はこの話をするのをやめました。

 

そして叔母夫婦に会うときに

「過去のことは触れなくていい。「嫁に良くしてくれてありがとうございます。」あなたはそれだけ言って立っていればいい。」

そう主人に話しました。

彼はその通りにし、叔母夫婦は主人にすごく良くしてくれました。

 

これからのこと

そうして私は子育てしながら義祖母の介護をすることになったのです。

といっても0歳児の子育て中。できることには限界が。

なので私のやることは介護サービスをきちんと受けるようにすることにあります。

私も知らなかったのですが、区役所に問い合わせると、自宅のお年寄りの生活についてのサポートサービスをいろいろ教えてもらえるんですよね。

今後そのこともご紹介できたらと思います。

 

no.3 夫と出かける準備のあれこれ

ajisaiです。こんにちは。

家族で出かける前に起きるあるある事件。

「まだ出かける準備できてないの?」

主人は出かける準備OK。

私は今やっと自分の支度を始めたところ。

そりゃそうだよ。

だってその前に、家のことと子供の準備をしてたじゃん。

ここが注意ポイント。

そんなもの夫には見えてません!

今回はそんな夫と出かける準備のあれこれについて綴ります。

 

 

夫と妻の出かける準備の違い

朝食を食べ終わり、さぁ出かける準備をしよう!

そう始まったとき朝食の片づけ、洗濯ものを干す、帰りに寄るスーパーの準備、子供のオムツやら着替えやら…

私たち女性はまずそこから始めますよね。

しかし男性は違います。

真っ先にシャワーへGO。

髭をそり、服を着替え、髪をセットして、時計をつける。

出かける準備OK!

なので、ふとみると妻はまだ自分の支度の真っ最中。

やることないからyoutubeでもみようかな。

スマフォを開いた瞬間、妻の怒りの導火線も点火されるのです。

 「なんで自分のことしかやらないの?」

この瞬間男性はパニックに陥ります。

  だって出かける準備でしょ?俺何も手伝えないよ?

家事をやってることも見えてないし、家を出る前にやる必要性もわからないのです。

子供の出かける準備の必要性ももちろん見えてないのです。

 

夫は全く悪気はない

「俺がやるの?」

妻の怒りの導火線をさらに点火する言葉がこれです。

女性はこれを「女のお前がやるべきことを、俺がやるの?」に捉えてしまうのです。

男性の言葉は深読みしないでください。ただ単に「俺がやるの?」と聞いただけなんです。

だって俺もやらなきゃ終わらない状況だって見えてないんです。

妻が家事をして子供の支度も全部ひとりで背負ってるって見えてないんです。

女なら察します。

でも男性はびっくりするくらい見えてないんです。

 

「今やるの?」

この言葉も単純にわからないだけです。

今、洗濯物を干す必要性も

今、お皿を洗う必要性も

「帰ってからとか明日じゃだめなのかな?」なのです。

 

夫に理解してもらうには説明が必要

  • 帰宅後には別にやることがある。
  • 放っておけば汚れがおちにくくなり虫も寄ってくる。
  • 全部を私一人でやったら時間通りにでれません。

当たり前のことを丁寧に。かつ簡潔に。優しく。

男性は長いと頭の中で処理できません。優しく言わないと受け取れません。

言われなくてもわかることは何一つないんだと認めてあげてください。

 

準備は自分しかできないことから取り掛かる

妻もまずは自分のことから始めるのです。

シャワーを浴び、メイクをし、アクセサリーを身に着けて下さい。

そして「準備できた?」と来た夫に

「あと、洗濯ものとお皿洗いと子供の準備が終われば出れるよ。」と優しく伝えてください。

そこで「俺もやるの?」と聞かれたりyoutubeを見始めてやらないようなら

「出かける時間までに私一人じゃ終わらない。やってほしい。」と伝えてください。

夫は自分もやってほしいと思っている妻の心も見えていないのです。

慣れてくれば、羅列したものの中から自分ができるものをチョイスして自らやってくれるようになります。

その後、夫は無言と無表情で動きだします。

これを女性は「不機嫌になった。」と捉えます。

でも違うんです。何をやればいいか考えてるだけなのです。

さわやかな笑顔で「じゃあ俺○○やるよ!」なんて漫画とドラマとジャニーズくらいですから期待しないでください。

 

最後は喜びを伝えてください

男性はいろいろなものが見えてないとお伝えしましたね。

最後にもう一つ。

家事をやることで奥さんが喜ぶということも見えていません。

  自分がやったら逆に迷惑。

  そっとしといたほうがいい。

  きっと怒られる。

そう思っています。

だから最後に満面の笑みで伝えてください。

「ありがとう。これでおもいっきり遊べるね。すごく嬉しい。」

現代は男性が家事をやるのは当たり前です。

でも男性は当たり前のことをやるより、妻の喜ぶ特別なことの方が一生懸命やります。

家事をやれば妻が喜ぶ。その方が夫は動きます。

 

そのあと夫はきっとブスっとした顔で。

「もう出かけるよ。」

と玄関へ行ってしまうでしょう。

嫌なことやらされたから不機嫌になったと捉えないでください。

照れているだけです。

 

本当、男性ってわかりずらい。

 

 

 

no.2 家庭の女は最強のマルチタスクのあれこれ

ajisaiです。こんにちは。

女という私たちにはある武器が備わっています。

それが「マルチタスク

私の言うマルチタスクとは同時に複数のことをこなすという意味で受け取ってください。

 

ある朝、主人に言ってみた。

「今、朝ご飯の準備をしながら洗濯を進めて、お化粧も同時にこなして猫がご飯を奪わないか警戒しながら息子の様子を見てるんだ。」

  • 電子レンジでご飯を温める
  • 洗濯機を回す
  • その間に化粧をする
  • 猫と息子をチラ見しながら

女性は当たり前にしてることですよね。

でも夫の感想はこう。

「そんなことしてたの?すごいな。俺、絶対できない。」

できないだけでなく、見えていなかったのです。

 

ajisaiの考える女は最強のマルチタスクのあれこれ。

ぜひ読んでいってください。

 

女性は過去、現在、未来をイメージできるからマルチタスク

「食事の準備をして」と言われたとき

家族が食べる食卓をイメージできるのが女性。

       食事のメンバーは誰々だから…

       座る位置はこうだから…

       今日のメニューは〇〇だから…

そこから必要な器具、調味料、飲み物を選出します。

テーブルに使いやすいように並べ、さらにはシェフが運んでくる大皿を置くポジションまで整えることができる。

しかし男性はこのような目の前に広がる食卓のイメージが想像できません。唯一できたとして自分が食べる姿のみです。

なので「うん。」と返事はするものの 自分が必要なものだけ用意して座って待っているしかないのです。

 

女性は家事の手を抜くことができるからマルチタスク

いい意味で上手に手を抜くことができるのも女性の強み。

家事を80%いや…60%くらいできればいいや。

それ以下でもなんとなくできてればOK。

そう考えられるのです。

例え部屋の端にホコリが残っていようとも、洗濯ものを一枚残してしまってもそこまで気にしません。

だって女の人にとって家事は一時の事ではないから。

明日も同じことをやらなければならない永続的なもの。

例え不完全だったとしても終わりのない家事に、そもそも完了はないのです。

家事はいつだって「次回へ続く」ものなのです。

 

男性は女性のマルチタスクが見えていない

マルチタスクの女性は出かけるとなったら全体のことを考えます。

自分の支度、子供の準備、外出前に済ますべき事、外出時の事、帰宅後の事

それに比べて男性は自分の支度しか考えられません。

さらに夫は妻が自分の支度以外のこともこなしていることが全く見えてないのです。

目の前でこどものオムツをバックに詰め込んでてもです。

本当にびっくりするくらい見えてないんです。

 

妻の動きは全部「妻自信のなにかしらの準備」にしか映ってないのです。

だから手伝えない。

そしてとどめの一言

「なんでそんなに支度が遅いんだ?」

嫌味じゃないんです。本当にわからないんです。

 

女性はマルチタスクで家庭という会社を運営している

旦那の秘書を務め、子供の育成をし、同居家族のサポートをこなす。

そして家計を管理し、食堂のおばちゃんになり、清掃員としても働いています。

すべて終えた後、まるで残業のように自分のことをして床に就くのです。

それが女性です。

 

女性はそんな最強のマルチタスクなのです。

 

女性が唯一マルチタスクできないもの

しかし女性は一つだけマルチタスクが不得意なことがあります。

それは愛する人を複数持つこと。

一度に複数の子孫を作れる男性に対し、女性は長期間一人の子孫だけを育て上げます。このことからも女性は浮気はむかない生き物だと考えられています。

シングルタスクで男性を愛し、マルチタスクで男性を愛し抜く。

女性のマルチタスクは自分のためでなくいつだって愛する人のためなのです。