no.4 授乳中に飲酒できない理由のあれこれ
こんにちは。ajisaiです。
私、お酒大好きなんです。
妊娠前は毎晩晩酌。一人BAR通い。得意料理はおつまみ。
休刊日なんてとてもじゃないですができませんでした。
そんな私も妊娠マジックにかかり、つわりと共に飲めなくなりました。
気づいたら1年以上。お酒は一滴も飲んでいません。
しかしお酒が嫌いになったわけではなく、飲みたいと思わないわけではありません。
つわりが終わってからは少しづつ飲みたい心が強くなっていったのです。
ではなぜ飲まないか。
今日は授乳中に飲酒できない理由のあれこれです。
- 授乳中のアルコール摂取は乳幼児にとって危険
- 授乳中アルコール摂取の対処方の問題点
- 深夜の育児の苦痛
- おっぱいの出が悪くなる可能性
- おっぱいを欲しがっているのにあげられない罪悪感
- 自分の限界がわからない
- 「酔うほど飲まなきゃいいじゃん」と言われるかもしれませんが
- 一度でも解禁した場合、今後の自分と周りの期待。
- 最後に
授乳中のアルコール摂取は乳幼児にとって危険
一番の理由はこれです。
さまざまな方々がその危険性について注意喚起をよびかけていると思います。
なので割愛します。
私が話したいのはもっと別の事。
授乳中アルコール摂取の対処方の問題点
「こうすれば飲んでも大丈夫!」的な方法がいろいろあってもそれをやるのがしんどい。
●アルコール摂取後、授乳を〇〇時間あければ大丈夫。
→そんなにあけたらおっぱいがパンパンに張って辛い。
●アルコール摂取後、搾乳する
→久々に酔った状態だとそんな作業めんどくさくて辛い。
●ミルクで代用する
→やっぱり久々に酔った状態でそんな作業めんどくさくて辛い。
お酒が入るって人の行動力をグッと狭めます。普段簡単なことも容易ではなくなるのです。
深夜の育児の苦痛
2時4時6時頃にまだまだ起きます。
授乳中の多くの赤ちゃんは夜目覚めてしまうことがほとんどです。
多いと2~3回は起きますよね。
酔って普段以上に眠いのに、おっぱいという武器もない中のお世話は苦痛。
普段はおっぱいフル活用してるのにいきなりミルク対応になれば赤ちゃんも自分も落としどころがわからず混乱。
いつも以上にだるい体でいつも以上に時間がかかる…かなりの苦痛が予想されます。
おっぱいの出が悪くなる可能性
あれだけ地獄の頻回授乳で鍛えた我がおっぱいを失う恐怖。
いまこそ安定して出ているおっぱいですが、最初はスズメの涙ほども出ませんでした。
おっぱいを出すコツはとにかく赤ちゃんの要求通りに吸わせること。
昼夜問わず、痛みに耐え、時には30分や一時間おきに…そんな努力のたまもののおっぱいをたった一度の飲酒で萎えさせたくはありません。やってみないとわかりませんがやって萎えたら後悔しかないと思います。
おっぱいを欲しがっているのにあげられない罪悪感
「おっぱいがいいの。おっぱいが楽しみなの。おっぱいが安定剤なの。一年後は飲めないのに。今しか飲めないのに。なんでくれないの?どうしちゃったのお母さん??お酒って何?僕は理由がわからないよ。もしかして僕のこと嫌いになったの?」
………母親としてはかなりきついです。
自分の限界がわからない
「ついつい楽しくて帰宅が遅くに…」
「酒の席のことだから許して」
「気づいたら飲みすぎてた」
こんなののんべぇにとって日常茶飯事ですね。気にしたら友達なくします。
しかし子育て中にこれはできない。
久々に飲むのに自分の限界値なんてわかりません。
酔って気が大きくなる自分を律し、酔って無責任に酒を進めるまわりを振り切りながらの飲酒は絶対難しい。
「酔うほど飲まなきゃいいじゃん」と言われるかもしれませんが
酔うほどのまないならなぜ飲む??
お酒の味を堪能するのはもちろんですがやっぱりぽーーとなってちょっと気が大きくなって少し失敗して次の日後悔しつつも「楽しかった。」それがお酒の醍醐味ではないのでしょうか。
酔うほど飲まないのにわざわざ飲酒をし、子供を我慢させ、夫に負担を強い、周りに気を使わせて、自分のやることを増やす。
だったらオールフリーにしときたいajisaiです。
一度でも解禁した場合、今後の自分と周りの期待。
まわりとの人間関係も複雑になります。
「次はいつ飲めるか。」
「こないだ解禁だったのに今回はダメなの?」
「あの子とは解禁日作って飲んだのに私とはしてくれないの?」
酒飲むやつは酒飲むやつが好き。飲めるとわかればその期待は膨らみます。
お酒を飲むということの事前準備とその後の処理の手間を考えるとそうやすやすと飲めるわけではありません。いろいろな条件をそろえなければなりません。
さらに飲酒とはそもそも「誕生日だから」「夏だから」「暑いから」「涼しくなってきたら」「ご褒美だから」「台風だから」とあらゆる理由を創作し飲むものです。
「特別な日だけ」と決めたとしてものんべぇにとって酒を飲まない特別じゃない日なんてありません。結果、断りにくくなるのも目に見えてます。
最後に
そしてお酒の楽しさをよくわかってるからこそ…楽しくなるのが目に見えているのでそれが怖い。
久々の最高の刺激にテンションは上がります。
「次はいつ飲めるかな?」それに憑りつかれるのもわかってます。
「そこは我慢しようよ」と思われるかもしれません。でものんべぇは知ってます。
お酒は依存性があるということを。
今しかない幸せな子育てを守るために我慢します。
いつか飲めるようになった時は、子供が私から離れた寂しさを紛らわすために飲むのでしょう。
その時は思いっきり飲もう。